投稿日：2025年06月01日

2025年6月1日。

ついに青森県初となる公立小学校の断熱改修ワークショップが開催されました。

市民団体の『青森の温暖化対策を考える会』の中堀一弥代表と一緒に構想から準備まで2年くらいかかりました。

 

1.まずは資金集めのためにクラウドファウンディングを行いました。

（行政等によって予算がつけばここは省けます）

【青森市 原別小学校 断熱ワークショップ　特設ページ】 | 青森の温暖化対策を考える会

 

2.実は2か月前に丸喜齋藤組の大工によって事前工事に入らせていただきました。

既存の窓の内側に内窓を入れるための窓枠を施工しました。

窓枠材は、青森ヒバです。

 

廊下側の壁には、断熱材を貼った後、仕上げに青森ヒバの羽目板を貼るための下地組みをしておきました。

段取りです。

 

3.更に前日に断熱材などの材料を搬入しました。使う材料は、廊下側に貼る断熱材は、熱伝導率が0.020以下というフェノールフォームの厚さ40ｍｍ。

窓には、中空ポリカーボネート4ｍｍを3枚重ねてクワトロガラスのように3層の空気層を作りました。この空気層が多いほど理屈上では断熱性能が高くなります。教室の養生もしておきました。

 

 

そして本番のために作業台の設置を行いました。作業台は、実際に丸喜齋藤組の大工たちが使用しているものです。

 

4.断熱改修ワークショップ本番

書道家の清野秀汰さんの書によるワークショップの題字が黒板に貼られました。

 

ワイワイした雰囲気の中、7名の小学生にご参加いただきました。

 

5.完成して記念撮影

 

後日その様子を多くのメディアに取り上げていただきました。

 

 

ご協力いただいた青森のみなさん、また遠方からお越しの皆様に感謝と敬意を表して、ご紹介してみました。

最後までお読みいただき有難うございました。